理解できない部分も多かったので、感覚になるがとりあえずまとめてみる。
一族が滅びるまでの話。孫、曾孫…と血が繋がった者が登場する。家族であっても明らかな愛情を表現することのない一家だが、失ってから大事であったことに気づくような描写が随所に見られ、なんとも切ない気持ちになる。
子孫が続いていくということは始まりの誰かがいるはずで、自分と兄弟にしか繋がっていないもの、少なくとも父母のものはそうだ、もあることに気がついた。深く考えなくてもいいのかもしれない、ただ繋ぐという形があってもいいのかもしれない。