奈波の読書記録

本の紹介と記録

「百年の孤独」の読書記録

 理解できない部分も多かったので、感覚になるがとりあえずまとめてみる。

 一族が滅びるまでの話。孫、曾孫…と血が繋がった者が登場する。家族であっても明らかな愛情を表現することのない一家だが、失ってから大事であったことに気づくような描写が随所に見られ、なんとも切ない気持ちになる。

 子孫が続いていくということは始まりの誰かがいるはずで、自分と兄弟にしか繋がっていないもの、少なくとも父母のものはそうだ、もあることに気がついた。深く考えなくてもいいのかもしれない、ただ繋ぐという形があってもいいのかもしれない。