一人になって寂しいと心を閉すのではなく、あなたならどう思うだろうか、と開いた心で考えて理解し続けることができたなら…ののはそうして考えて理解し続けた。悩みながらも前向きな心を見習いたい。今触れ合う人とも、これから巡り合う人とも、広い心で付き合えたら。
生きることは簡単ではないけれど、見なかったふりをしたり、日常を続ける見えない力に引っ張られながら、中年まで生きていくのも悪くないよなと思えた。そして、自身の核に迫ることには、力を注ぎ込むこともあってもいいかもしれない。
一人で生きていく境遇になった時に、この本のことを思い出したい。